人は一人でも生きていける。
しかし、それだと
生きることしかできない。
(ゲーム「家族計画」)
ミドーさんからの投稿です。
生死をさまよっている時には、
生きてさえくれればいい、と思う。
けれど、
そんな心配がいらない時には、
生きる+αが欲しくなる。
周りからも、求められるようになる。
生きている時間に、
値段をつけようと試みる人もいる。
けれど、
大人の1時間と子供の1時間を、
大人の基準で値段をつけたら、
まったく意味がないだろう。
その逆に、子供の基準で、
大人の1時間と子供の1時間に
値段をつけるのもナンセンスだろう。
一人だけで生きられる時間でも、
誰かの時間と重ねれば、
それだけ違ったものになる。
そういう重なりをどれだけ作れるか、
多くの人と多く重なりを作るか、
限られた人と深い重なりを作るか、
それは、人それぞれ…
いずれにしろ、何らかの形で、
自分の時間に、他人の時間を
うまく重ねる努力をすれば、
生きることは豊かになってくる。
自分の生きる時間を、
自分のものだけにしない勇気が、
人生には、度々、必要なんですね。
(参考)家族計画?心の絆?