いいか、
過去や評判が走るんじゃない。
いまのきみ自身が走るんだ。
惑わされるな。振り向くな。
もっと強くなれ。
(風が強く吹いている、三浦しをん)
やよいさんからの投稿です。
箱根駅伝を走る、
ストレートな青春小説からの
いい言葉。
何かで勝てば、
その世界では
名前と評判が走ります。
勝ちが続くと、
過去が積み重なり、
伝統となります。
しかし、時には、
それが重くのしかかりすぎて、
自分の走りが
出来なくなる人も出てきます。
そういうものがない人でも、
「もし、勝つことが出来たら…」
なんてことを想像してばかりいると、
余計なことに惑わされることも。
仮に、
想像すべきことがあるとすれば、
精一杯、走っている自分の姿。
その後の賞賛とか、
評判とかを想像し始めたら、
後ろから追いつかれていないか、
振り向いたりしてしまうかもしれない。
そして、振り向きざまに、
つまずいたりしてね…
小石につまずかないように、
自分の走りに集中しましょう。
(参考)風が強く吹いている(三浦しをん)