自分がどういう人間であるかと、
自分がどう見られているかは、
必ずしも一致しない。
(読めばたちまちハッピーになるいいコトバ、皆川修一)
口から出た言葉も、
文字にした言葉も、
自分のすべてを
表してくれるとは限らない。
自分の表情も、
自分の行動も、
心の思いを隅から隅まで
代弁してくれるものでもない。
でも、他人が
自分を理解するためには、
そういうところを見て、
「こういう人間なんだなぁ」
って予想したり、思い込んだり、
勘違いするしかないのだ。
以前、心理テストで紹介しましたが、
「ジョハリの窓」って、ご存じですか?
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自分自身の「内面」に
4つの窓が存在するという話です。
○:見えること、×:見えないこと、
とすると、その4つの窓はこうなります。
1:自分が○、他人も○
2:自分が○、他人は×
3:自分が×、他人は○
4:自分が×、他人も×
自分という人間が、「1」の
自分にも他人にも見える部分だけで
つくられていれば何も問題はない
のですが、そんなことはないわけで。
自分に見えないところ、
他人に見えないところもある。
そして、それを気にしすぎて、
「こう見られているんだろうな」
という自分の思い込みに囚われたら、
自分で自分を苦しめることになります。
他人の見方に
苦しめられているんじゃない。
自分の見方に苦しめられる。
そういう見方もあるか…
というくらいの受け止め方で、
自分を通り過ぎさせることも、
時には、大切だと思うのです。
今日の言葉は、昨日発売の本からです。
いい言葉72個をピックアップ、
コメントも読みやすくなるよう
書き直したりしています。
バレンタイン、卒業(送別)、入学(入社)など
励まし、感謝、お礼のプレゼントに、
ピッタリな作りになっています。