おまえが逃げれば、
相手はイライラする。
それがねらいだ。
大事なのは、
逃げるのは体で、
心ではない。
心はいつも攻め続ける。
(映画「隠し剣 鬼の爪」)
戦いというのは、
相手があってのこと。
休む間もなく攻める人もいれば、
逃げてばかりの人もいる。
もちろん、よく分からない人も…
最近のわが家は、麻雀ブーム。
6歳になったばかりの三女が、
麻雀パイの模様とかを見て
集めたり捨てたりしてる姿は
ちょっと滑稽です。
麻雀は、戦い方を学ぶ上で、
とてもいいものだと感じます。
1つの目標、
1つの戦い方だけでは、
まず、勝ち続けられない。
自分の手元にあるパイ、
相手の戦い方、そして、
確率的なものもあるので、
一番分からない「場の流れ」。
そういうところで、
逃げたり攻めたりしながら、
ゲームを楽しみます。
もちろん、
逃げてばかりいて
勝つことは出来ません。
逃げているように見せて、
相手に攻めさせているうちに
スキをつくらせて攻め込む。
攻めるというのは、
そもそもリスクの伴うことです。
どんなことでも攻めている時には、
守りがどこか手薄になりますからね。
しかし、実際のところ、
上手な逃げ方が出来る人は、
その前に、上手な攻め方を
習得している人だと思います。
攻める心で、逃げも攻めも
うまくなりましょう。
(参考)映画「隠し剣 鬼の爪」