誰かを好きになった気持ちは、…

誰かを好きになった気持ちは、
報われようが報われまいが、

それだけで
じゅうぶん意味があるんだよ。

(H2、あだち充)

好きになるって感情は、
人それぞれのものだから、

誰か他人から、
「おまえもアイツを好きになれよ。」
と言われて、
「はい」なんて変われるもんじゃない。

もちろん、
アイドル歌手とか、俳優とかで、
圧倒的に人気の出る人はいるけれど、
それを好きなタイプとしない人もいる。

誰かを好きになる、
誰かを嫌いになる、
っていうのは、きっと、
とても大切なもので、
自分の生き方のヒントにも
なるんじゃないかなぁ…

出来ることなら、
嫌いな人とかは少なくなるように
努力するのがいいけど、

「じゃ、なんで嫌いなんだろう?」
ってところを考えた時には、
自分が見えてくることもある。

同じように、好きな人に対しても、
その想いが相思相愛につながって
ハッピーエンドというのが
理想的なのは分かるけれど、

好きになること自体に、
自分だけの生き方のコツ
みたいなものが見えてくると思う。

それに気づかずに、
くっついた…嬉しい、
離れちゃった…悲しい、
だけで終わってしまっていたら、
ちょっともったいない。

好きになったこと、
嫌いになったことは、
自分にとって、少なくとも
建国記念日なんかより、
大きな記念じゃないだろうか。

好きになった日、
嫌いになった日を大切に…

(参考)H2(あだち充)


こころの処方箋(河合 隼雄)

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