転んでもいいように
人間はできている。
だから君も立ち上がれる。
何度でも。
(どんぐり倶楽部サイト、糸山泰造)
私の顔には、
ちょっとしたキズが残っています。
2年ほど前、
朝のランニング中に
ちょっとした段差でつまずき、
顔面から路面にぶつかった時のもの。
うまく転べませんでした。
春の早朝の寒さのせいか、
手が前に出るのが遅くなり、
痛々しいキズができたわけです。
それでも、キズは治ります。
もし、転ぶときに、
うまく手をつければ、
キズは軽くすんだことでしょう。
転び方にうまい下手はあっても、
人間は起き上がれます。
キズの治りが遅くても、
キズ跡が残っても、
立ち上がることができれば、
また歩くこともできます。
転ばないための心や体じゃない。
キズつくことも覚悟の、
転んでも起き上がるための
心や体なんです。