有利なときも、
不利なときも、
最善手を指すだけです。
(羽生善治)
将棋でなくても、
不利なときっていうのは、
攻める良い手段や、
守る良い手段が少ない、
っていうことだと思う。
もし、
有利なときは戦って、
不利なときは何もしない、
なんて姿勢で、
人生を送っていたら、
きっと何も起こらない。
有利なときって、
そんなに何度もないと
思うんです。
不利だと思えるときに、
ほんの少しだけ
見え隠れするチャンスが
気まぐれに通り過ぎる。
それを見つけて、
最善と思えることを
きちんとやり遂げるしかない。
逆に、有利なときに、
油断していて、
何をしても大丈夫なんて
思っていると、
大きなミスをしたりする。
どんな状況においても、
最善なことがある。
しかし、今日の最善が、
明日の最善とは限らない。
探す気持ちがなければ、
見つけられるわけもない。
以前うまくいった方法に
頼りきっている人は、
最善からは程遠いところに
いるかもしれない。
最新の「最善」を探しましょう。
(参考)決断力(羽生善治)