私が大切にしているのは、…

私が大切にしているのは、…
「私が生きた」
と言えるような人生を
つくり出すこと。

(こころの処方箋、河合隼雄)

これまで、
私は生きてきたか?

っていうところを考えると、
だいたいは、

自分らしい生き方って何?

ってなことを考えさせられる。

若い人は、
好きなことをする道を探し、

そこを通り過ぎた人は、
まわりから評価される道を探す。

探して生きていくなかで、
有名になれるか、
大きなことができるか、
人と違うことができるかは、
結局のところ、分からない。

何によって、
「自分の人生を生きたか」
を測れるかどうかでさえ
本当は分からない。

今をすべて投げ捨てて、
新しい人生を切り開くことが
「私は生きた」と言える時もあれば、

ただの逃げであって、
そう言えない時もあるだろう。

まわりからの評価が高くても、
いくら有名になっても、
大きなことを成し遂げても、
本人が「私は生きた」
と思えるかどうかは知れない。

きっと、人生には
「本体」の部分と
「おまけ」の部分があって、
どっちもいいものに違いないけど、

人生の場合は、
「本体」を失ったら、
「おまけ」の意味もなくなるんでしょう。

(参考)こころの処方箋(河合隼雄)


人生の短さについて(セネカ)

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