新聞で中傷された男への助言
「何もする必要はありません!
新聞を買った人の半数は
その記事自体を見ていませんし、
記事を見た人の半数は
読んでいませんよ。それに、
実際に読んだ人の半数は
意味を理解していませんし、
理解した人の半数は
その記事を信じていません。
そして、信じた人の半数は
いずれにせよ
取るに足りない人たちです。」
(英語)
Do nothing!
Half the people who bought
the paper never saw the article.
Half of those who saw it,
did not read it.
Half of those who read it,
did not understand it.
Half of those who understood it,
did not believe it.
Half of those who believed it
are of no account anyway.
(Sunny Side of the Street 1989年11月号)
誤解されたくない、
信じてもらいたい、
悪いのはあっちの方だ、
そんなことを弁明するために、
いちいち歩き回るとしたら、
時間はいくらあっても足りない。
その上、
そういう巡るという行動が
必ずしも、良い結果を
もたらすとは限らない。
弁明すればするほど、
巡れば巡るほど、
自分の方が不利になることも…
しばし黙っていればいい。
面白おかしく信じたい人は、
どう説明したって、
思い込みを変えようとはしない。
そんな人の相手をするよりも、
もっと良いものを生み出すための
行動をした方がいいよ。
周囲が、自分の過去を
見ている時でさえ、
今の自分は問題なく
前進することが出来るんだよ。
(参考)鈍感力(渡辺淳一)