意見が違うことと、仲がいい、…

意見が違うことと、
仲がいい、悪いことは
別のことなのです。

(ひとりが、いちばん、橋田壽賀子)

思いがけずに、
意見が同じと嬉しい。

気の合う人が見つかる、
っていうのは楽しいですからね。

けれど、
意見が同じ振りをするのは、
だんだん疲れてくる。

相手のことを好きだとしても、
いつまでも「振り」をするのは、
無理な気がする。

仲がいいということを
意見が同じとか、
ケンカをしないとかの
価値観だけで思い込んでいると、

周囲にアピールするために、
きっと、自分に対して、
そういう振りの無理強いを
させることでしょう。

がっかりすることがあるまでは、
それを続けられるんですよ。

そして、その時が来たら、
スッキリとやめることでしょう。
そこで学べるから、
それはそれでいい。

ただね、組織とかのなかで、
仲がいい振りをしなくちゃいけない
っていう場合には、つらいでしょうね。

自分の価値観で、続けられるまで
がんばっているのとは話が違って、
最初から、我慢しているわけですから。

そういう環境にいないとしたら、
あなたは、幸せな方かもしれません。

(参考)ひとりが、いちばん(橋田壽賀子)


こころの処方箋(河合 隼雄)

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