無理すると、…

無理すると、
本質が見えなくなる。

(雑誌「プレジデント」、鈴木敏文)

無理をしない主義の人間でも、
たまには無理をした方がいい
と思わされるときがある。

わたしも無理をしない人間だから、
きっとそう思われてるだろうなぁ…笑

無理をするのにも、
ツボっていうのが、
あるんじゃないかなと思う。

無理をして意味のある
ツボ、コツみたいなものが。

そのツボを外していると、
なんか、空回りになっちゃう。

もちろん、
何の空回りもないなんてこと
の方が珍しいとは思うけれど、

たとえば、
人を笑わせるキャラじゃない人が、
無理して笑わせようとした時には、
だいたい、引かれてしまう。

笑いの本質は、
無理に笑わせようとした時に、
ズレてくるんだよね。

お笑い芸人の中には、
そういう大技で頑張る人もいるけど、
笑いをとるのがうまい人は、
何気ないことを、
別の視点で見せる小技を持っているなぁ、
って思わされる。

それが本質なんでしょう。
笑いのツボ…

もちろん、無理な笑いが、
好きな人もいるだろうから、
ぜんぶぜんぶを否定はできないけどね。

無理までしたのに、
ツボをはずして、
本質を見失ってしまったら、
たしかに疲れてしまいます。

無理をするのなら、
ツボだけは外さないように。

(参考)
日本のおかず(西 健一郎)


常識にとらわれない100の講義(森博嗣)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です