一生に一度も
転んだことのない人間は、
いないんですよ。
(帰りこぬ風、三浦綾子)
昨日は、娘たちと出かけていて、
ハッキリとした段差が
見えるところがあり、ちょっと
気をつけながら歩きました。
別のところでは、
段差がハッキリと見えず、
危うく転びそうになりました。
なんとか、
体のバランスをとって、
こけずに済みましたが…
たいしたことのない段差でも、
転び方によっては大ケガを
しますからね。
けれど、
運良く転ばずに済むことが
100回続いていたとしても、
いつか必ず転ぶものです。
転ぶような歩き方、または
転ぶような生き方をしていて、
転ばずに済むことは、
まずめったにない。
転んでみて、その歩き方、生き方に、
自らで疑問をもってみないことには、
次に転ばないようにする方法を
見つけることも出来ない。
転びそうになって良かったです。
その原因ではなかったのですが、
シューズのひもが
ほどけかかっていることにも
気づけました。
いつも、足元ばかり見ていたら、
怖くて歩けなくなりますが、
たまには、足元を見てみる習慣が
人間には必要な気がします。
(参考)
帰りこぬ風(三浦綾子)