今日一日を
精いっぱい生きようよ。
生きていればさ、
きっといいことあるからさ。
(ドラマ「あの日、僕らの命はトイレットペーパーよりも軽かった」)
生き恥という言葉があって、
この島国が、自分たちのことを
大日本帝国なんて呼んでいた時代には、
戦死することが名誉と洗脳されていた。
今思えば、
自分たちの支配欲のために、
国民を洗脳していた人々の方が、
正しい情報を隠すなんていう
恥さらしなことをしていたわけで、
(昨今の食品偽装と大差ない)
その洗脳に疑問を抱いて、
ひたすら生きて帰ろう
と思った人たちは、
恥ずかしいことなんて
何一つなかったのだ。
精いっぱい生きようとして初めて、
見えてくるものがある。
人の「生」というものは、
名誉、栄誉とか、恥、体裁とか、
そんな複雑なものと絡ませなくても、
健気に生きてるだけで、
価値があるはずなんだよね。
今の時代はそんな戦争はないけど、
ビジネスや商売のことを考えるのが
責任感のある厳しい姿勢で、
家族や介護のことを考えるのが
無責任で甘たれったことだ。
なんていう風潮はありそう。
大日本帝国時代の洗脳に
ちょっと似ているかもなって思います。
その時代に生きていた人々が
手に入れられなかったものを
しっかりと手に出来るチャンスを
目の前にしているのに、
それを手放させようという洗脳に
負けそうになっている現代の人々。
生きることの価値を、
シンプルに考えたいなと思います。