ベストを尽くせば相手に勝てるとは…

ベストを尽くせば
相手に勝てるとは
限らないもんでね。

自分のベストが相手のベストを
上回る保証なんざ、どこにもない。

(雑誌「The 21」、斎藤孝)

ベストを出せることは、
もちろん大切ですが、

そのベストを出すタイミングも、
かなり重要です。

自分のベストが、
相手のベストより上回っている時に、
タイミングよく出せれば一番いい。

それが出来なければ、
自己満足に終わってしまう。

そういう意味では、
4年に1度のオリンピックなんかは、
かなりキビシイ舞台だと思います。

出場選手の中で、
どれだけの人がベストを
出せたんでしょうか?

金メダルをとった選手のうち、

いつもどおりのベストを出せた人、

一生に一度あるかないかのベストを
タイミングよく出せた人、

ベストじゃなかったけれど
ライバルが大失敗をしてくれた人と、

どんな割合でいるんだろう…
なんて考えてしまいます。

結局、自分のベストと金メダルが、
必ずしも結びつくわけじゃないなぁ、
という気がします。

だから、あきらめるというわけじゃなくて、
そういうことが分かった上で、
チャンスはあると信じながら、

ベストを尽くすことと、
ベストを出すタイミングを
しっかり訓練や練習をしていく、
っていうことが大切なんですよね。

(参考)「できる人」はどこがちがうのか (斎藤 孝)

No.5484


常識にとらわれない100の講義(森博嗣)

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