落ち込まない人間はいない。
だからと言って、
永遠に落ち込んでいることもない。
(察知力、中村俊輔)
だれでも、どこでも、いつでも、
落ち込むことができる。
それは、人間の才能の1つ。
そして、もう1つの才能は、
そこから這い上がるれること。
落ち込んでいる人間を見て、
その原因を取り除いてあげたい、
そう思う気持ちが
やさしいかもしれないけど、
残酷かもしれないという気もします。
人は、永遠に同じことに
落ち込んでいることはありえない。
今落ち込んでいることが、
1日後、1週間後、
早ければ1時間後には、
別のことに取って変わることが
多いにありえるわけで、
いくら大切な人とは言え、
1時間ごとに、
落ち込んでいる人の原因を
取り除いてあげられますか?
っていうことにもなります。
落ち込むことは、
人間にとっていい薬なのです。
早く楽にしてあげようなんて、
傲慢としかいいようがないかも…
今日も落ち込みましょう。
次の新たな落ち込みまでに。
(参考)察知力(中村俊輔)
No.2624