草花が伸びるのを見たいなら、
目を離せばいい。
こどもの成長だって、
自分のことだって、同じだよ。
(ほぼ日「セフティ・マッチ氏の銀の言葉」)
じーっと見ていると、
変化、成長がわからない。
だから、やることは、
じーっと見ていることじゃなく、
ずーっと手をかけてあげること。
もちろん、24時間、
ずーっと水をまいてあげる
なんてことじゃない。
必要に応じて、
光のあたる場所において、
水や栄養も加えて、
ときどき、見ていればいい。
それで、退屈になったら、
また、別のものを育てればいいのだ。
それが、自分の中にあるものであれ、
他人のことであれ、育てられる余裕が
あったら、どんどんやればいいと思う。
人は、何かを育てていくことでしか、
本当の喜びは感じられないんじゃないか、
と最近思うようになった。
育てていると、
間違いなく、
自分も育っていく。
そして、必ず、
うまくいかないことに出くわすから。
それを解決するために、
学んだりして、成長していく。
育てているんじゃなくて、
育てられているという感覚。
そういう感覚があれば、
目を離したりして、
もっと余裕が出てくるのだろう。
No.2688