さまざまな制限を…

さまざまな制限を
単にしばりだと思えば
つまらなくなるけれど、

そのなかでどこまで
やりたいことを実現できるか
と考えればおもしろくなる。

(ゲームの教科書、馬場保仁+山本貴光)

この言葉から考えると、
自由がない、
自由になりたい、
自由にやらせてもらいたい、と騒ぐ人は、
単に、想像力や創造力が乏しいことを
自分から証明しているようなことになる。

不自由に感じる、
その制限のなかで、
なにが出来るかっていうことに
考えを集中させられたら、
面白いことが生まれるかもしれないのだ…

そういうことを忘れて、
ただ騒いでいたり、
要求ばかりしているのは、
たしかに芸がない。

ゲームや遊び、仕事、勉強、スポーツ、
なんでも、結局のところ、
制限があるから、おもしろくなる。

どこに投げてもいいよ、
みたいな話じゃ、
投げようとする気さえ湧いてこない。

ここに当てるように投げなきゃ、
賞品もらえないよ、
という制限(ルール)があって初めて
やる気が湧いてくる。

工夫や努力が生まれて、
達成感も出てくる。

こんな上司しかいない、
こんな環境しかない、
こんな能力しか持っていない、
これだけのお金しかない、
もう残された時間は少ない、などなど、
みんな何かしらの制限を抱えている。

そこから、どう這い上がるか、
っていうのが面白いのです。

(参考)ゲームの教科書(馬場保仁+山本貴光)

No.2974


人生の短さについて(セネカ)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です