明らかに自分と意見の違う人…

明らかに自分と意見の違う人がいる。
それは、理不尽にさえ思えるかもしれない。
でも、その人にはその人の理屈と理由と
事情と価値観があるはずなんです。

そして、自分ができないことをできたり、
自分の知らないことを知っていたりする。
そのことに対して、敬意を持つこと。
この敬意を持てるかどうかで、
はたらくことに対するたのしさやおもしろみが、
大きく変わってくるような気がします。

(ほぼ日「星空の下の仕事観。」、岩田聡)

あまり近づきすぎると、
意見の違いというのは、
腹が立ってくるものです。

あるいは、
自分のやることに
大きく影響を与えるものなら、
なおさらです。

その人の意見が変わるだけで、
自分の行動も左右される時は、
その違い、変化が、
かなり悩ましいものになるでしょう。

自分より物事を知っている、
自分よりやれることが多い、
という上司、先生、先輩、親…、
そういう存在は、
少なからず、自分の邪魔を
しているようにしか見えないことが
多いかもしれません。

実際、私も、
そんな存在だろうなぁ…

邪魔しているわけじゃない。
ただ、違った頭で、
別の思考ルートで、
自分とは違う考え方をしているだけ。

相手が、いくら、
「この意見が正しいんだ」
と押し付けてきたとしても、

そこに反応しなければいい、
のだと思います。

自分の心のなかで、
逃げ道をつくる。

とりあえず、この人は、
自分は正しいと思って、
意見を言ってきている、
そういうちょっと距離を置いた捉え方。

それさえ出来れば、
意見の違いは、気楽なことかも。

ただ、自分の行動すべてを
自分の思い通りにしたい、
という人には無理でしょうけどね。

(参考)はたらきたい。(ほぼ日、糸井重里)

No.3144

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