あぶないところだったなんて…

本人はきっと、
あぶないところだったなんて
気づいてもいない。
そんなこと、気づく人はいないか。

あぶないところをのがれたなんて、
たいてい気づかない。
気づくのは、のがれられなかったときだけだ。

(青空のむこう、アレックス・シアラー)

危ないところに気づかずいて、
その後に、何ひとつ危ないことが
なければ、何も問題はない。

わが家は、皿洗いと、
そのあとの皿ふきというルールが
あるのですが、

次女が皿を洗っているときの音が、
けっこう怖いのです。

必要以上に皿のぶつかる、
ガチャガチャという音が
聞こえてくるから。

こちらは、
いつ皿を割るか割るかと、
ドキドキするしだいです。

幸い、高価な皿はないので、
お金の心配はしていませんが、
割った後の後かたづけが
面倒なんですよね。

いずれにしろ、
うちの次女は、危険な感性を
もっている危険人物というレッテルが、
家庭内で貼られているのです。

本人が、そういう事実を
いくらか認識していればいいのですが、

危ないところに気づかない感性が、
そのあとも同じように危ないところに、
自分を連れて行き、
同じ目に遭わせるなんてことはよくあること。

事故でも、違反でも、
人間関係のトラブルでも、
それが当てはまるでしょう。

ギリギリで、命拾いをした、
と感じたときには、
あとになって想像して怖くなる。

でも、そんな命拾いも、
しばらくすれば忘れてしまうから、
また、危ない目を作っていたりする。

わたし自身も、
学びが足りないなぁって思います。

(参考)青空のむこう(アレックス・シアラー)

No.3334


常識にとらわれない100の講義(森博嗣)

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