「やるリスクより、…

「やるリスクより、
 やらないリスクのほうが大きい」
といつもいっています。
やらないよりは、
やって初めて、みえてくるものが
たくさんあるからです。

(THE21、漆紫穂子)

新しい何かをする、
ということは、
失敗のリスクのあること。

古いことを続けるのには、
それほどリスクはない。

けれど、
新しいことが出来なくなる、
というリスクが伴う。

失敗のリスクと、
新しいことができなくなるリスク。

どっちがいいか。

もしも、
残りの人生の時間が短い、
となれば、
新しいことなんか出来なくていい、
となることも多いだろうなぁ。

だから、年を喰っていくと、
新しいことへの意欲を
持ちにくくなるんでしょう。

あと、
年を喰っていなくても、
安定志向の人は、
失敗のリスクの方を
きっと恐れる。

けれど、
人間そのものが、
物事に飽きやすい上に、

生きていくことそのものが、
新しい時間を消費していくことだから、
新しいことと出会わないわけがないのだ。

だから、
新しいことができなくなるリスク、
っていうのは、ホントは怖い。

やってみれば、
簡単なことなのだ。
失敗してみればいいのだ。
そんな、たいしたことじゃない、
失敗なんて。

(参考)THE21

No.3509


こころの処方箋(河合 隼雄)

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