なんの期待もない人間が、…

なんの期待もない人間が、
相手の期待に応えられるわけがない。

(天国旅行、三浦しをん)

人は、期待し、
期待されて、
生きている。

ずっと、今のままでいい、
という人以外は、
期待せずに生きていない人は、
いないだろうと思う。

とは言いつつも、
今のままでいい、
という人でさえ、

「今のまま」ということを
期待していることに
なるんだろうな。

今のままを期待しようが、
今よりちょっと上を期待しようが、
まったく新しい未来を期待しようが、

人は、期待があるから、
今のこととか、
今よりちょっとキツイことに、
耐えられるんだと思う。

期待のない人の中には、
耐えられないことが多い人も
いるかもしれない。

第一、期待されることが、
おそらく、一番耐えられないかも。

期待というものは、
人と人をつなぐ感情。

だから、それを受け付けず、
それを与えない人間は、
きっと、関係をつくれない。

となると、
自分ひとりのがんばりで、
自分の目標を目指して、
がんばっていくしかない。

それはそれで、
そういう人生もあり、
なんでしょうけど、

やっぱり、期待しあって、
お互いに成長できたほうが、
喜びも大きい。

(参考)天国旅行(三浦しをん)

No.3663


こころの処方箋(河合 隼雄)

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