…まったく知らない人に説明するには…

何かを学ぶときには、
「勉強しよう」「知識を得よう」
という姿勢にとどまらずに、

まったく知らない人に
説明するにはどうしたらよいかを
意識するといいでしょうね。
そうすることで理解が
格段に深まるんです。

(THE21、池上彰)

自分ができることを、
自分がわかっていることを、

それができない人、
それがわからない人に、
説明するっていうのは、
けっこう難しい。

相手の頭の中に、
知識や情報をただ置けばいい
っていう問題じゃないからね。

それに、
頭の中では、理屈として
分かったつもりになっていても、
いざ自分ひとりでやらせてみると、
うまくいかないことも多い。

頭でわかる能力と、
体が体得する能力、
それぞれ違うものがあるところに、

教える側の理解の深さ、
教える能力もかかわってくるから、
いろんな結果が出てくるのだ。

だから、自分はそれほど
活躍できなかった選手が、
監督とかコーチになって
活躍している場合もあるだろうし、

選手としても指導者としても、
ちゃんと成果をあげている人もいる。

だから、
誰しもが、それをうまく
出来るわけじゃないと思う。

しかし、
自分の人生でうまくいく分野、
っていうのは、
自分がうまくできることよりも、

自分は下手でも、
人に理解させて、
うまくならせることが
できる分野の方かもしれない。
そんな気がします。

その方が発展性があることだから。

(参考) <わかりやすさ>の勉強法 (池上彰)

No.3702


「原因」と「結果」の法則(ジェームズ・アレン)

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