ひとを明るい、暗いで…

もう、やめませんか。
ひとを明るい、暗いで判断するのは。

人間、どんなひとだって、
暗さと明るさの両面を持っています。
それに、ずっと明るいだけ、
ずっと暗いだけというひとはいません。

(絶対温度、さだまさし)

明るい人、暗い人、
見た目で判断される。

実際の内面は、分からない。

分かりやすい人、
分かりにくい人、

分かりやすく表現できる人、
それができない人、

そのくらいの違いで、
人の好みは左右される。

そして、自分の好みが、
まるで絶対的なことのように
人は口にしてしまう。

けれど、そんなことはない。

人には、二面性どころか、
多面性がある。

ひとつの言葉だけで
修飾しきれる人はいない。

いろんな側面をもっていて、
さまざまなシーンで、
それが現れてくる。

暗くもあって、
明るく、
面白くもあって、
つまらなく、
元気であって、
不機嫌でもある。

親に見せる顔と、
友達に見せる顔が違うように、
人は、一人でもいろいろなのだ。

人は、ひとつのことで、
判断しきれない。
それを覚えておきたい。
忘れがちなので…

(参考)絶対温度(さだまさし)

No.3925


常識にとらわれない100の講義(森博嗣)

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