未知の世界と出会えば出会うほど、…

未知の世界と
出会えば出会うほど、
もっと知らない世界が
あることを知らされる。

だから、旅をすればするほど
旅への想いは募ってゆく。
旅とはそういうものだ。

(空気は読まない、鎌田實)

知らないことに出会う、
っていうのは幸せなことだ。
それを知ろうとしたときに、
また知らないことがあることを
発見できる。そうして成長する。

日々の生活において、

「ぜんぶ分かることだけだった。
 知らないことに出会わなかった。」

という時間ほどもったいないことは
ないのかもしれない。

「知らないことだった」

と思う瞬間は、もしかしたら、
人によっては、挫折感のともなう
ことかもしれない。

それでも、それを知るチャンスに、
後になってでなく、今だというのは、
幸いなことなのだ、きっと。

実際の旅行などにおいても、

「ああ、ここは、
 ガイドブックどおりだ」

と知っていることばかりで、
あんまり感動がなければ、
面白いわけがない。

ガイドブックでは
伝え切れなかった何か、
おいしいものでも、
珍しいものでも、
それに対する感情でも、
新たな発見がないとつまらない。

出会いは、異質なもの、
意外なものほど、ありがたい。

(参考)空気は読まない(鎌田實)

No.3949


道は開ける(ディール・カーネギー)

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