快適な旅行をするためには、
荷物は一つ。
おみやげはかわない。
そのためには
餞別はもらっちゃいけません。
そのためには
秘密裏に、内密でゆきなさい。
(地球時代の日本人、梅棹忠夫)
いい女は、
荷物が少ない。
っていう言葉を
聞いたことがあります。
そうかもなぁ、
っていう気がする。
荷物が多いというのは、
よほど必要なものならまだしも、
決められないっていうことでしょうから。
あるいは、
それだけ抱えるものが多すぎて、
旅行という「新世界の体験場所」に、
今の自分をそのまま持っていくから、
それに付き合う時間が長くなり、
旅行に専念できないっていうことでしょう。
旅行では、
いつもとは違う体験を
したほうがいい。
そうでなくちゃ、
旅行がもったいない。
また、
おみやげばかり探していると、
ほかのものを見つけられない、
出会えないということにもなる。
なにかしら
刺激を受けるために
旅行に行けたら一番いい。
そう考えれば、
毎日家を出て行くのも、
仕事を始めるのも、結婚するのも、
旅行に近いことになる。
昨日までの考え方、価値観、
いろんなものを置いて、
今日に向き合わないと、
旅行を楽しめないだろうなぁ。
(参考)地球時代の日本人(梅棹忠夫)
No.3967