短い人生、どんな風に生きたとしても、…

短い人生、
どんな風に生きたとしても、
どうせ百年後には
誰も覚えちゃいないんだ。

(モルフェウスの領域、海堂尊)

100年後、どうなってるんだろう?

自分の子孫は、
自分のことを
どう思うんだろう?

いや、それ以前に、
自分のことについて
語り継がれることなんて
あるんだろうか?

そう考えると、
こんなこと、
あんなこと、
そんなこと、
起きたことすべてが
遠い過去のことになるっていうのは、
なんだか、スッキリして気楽だ。

目の前のことに、
こだわり続けるのも
バカらしい。

自分が
傷ついたこととか、
悲しかったことに、
とらわれすぎるのも、
なんだか、おかしい。

災難も、事故も、事件も、
私たちが今話題にしている以上に、
語られることは、まずないだろう。

100年経ったら、みんな、
たいしたことじゃないこと。

ただ、
「へー、そんなことあったんだ」
と思われるに過ぎない。

とは言っても、
生きている私たちには、
今しかない。

けれど、100年後には、
なんでもないことになっている。

どちらの視点も大切にして、
今を思う存分、生きればいいのだ。

いつ死ぬかなんて、
誰にも分からないんだから。

(参考)モルフェウスの領域(海堂尊)

No.4154


常識にとらわれない100の講義(森博嗣)

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