先週、 どんなことで傷ついた?…

「はい、先週、
どんなことで傷ついた?」
と突然、言われると、
もう何も思い出せない。
その瞬間は「ガーン」と
思ったはずなのに、
結局はそうやって忘れてしまう。

だから、
実際に傷ついているときも
「待てよ、待て待て…
来週には忘れているかも」
と思えば、なんとなく気がラクになる。

(私はのんびり生きてきた。、香山リカ)

昨日の夕方、
出かけ先から帰ってきて、
ちょっとしたショックなことが
あった。

けれど、いろいろと考えたり、
相談すべき人に話してみて、
ラクではないけれど、
その問題の方向性が見えてくると、
いくらかほっとした。

じゃあ、
この問題について、
来週覚えているだろうか…

と考えてみれば、
覚えているかもしれないが、
もっと必要なことが
いろいろ分かって、
自分にできることも
ハッキリしてきて、
もっと気楽になれて
いるんじゃないだろうか、
と予想される。

よほどのことでないかぎり、
問題って、そんなもんだ。

先週のキズを覚えている人は、
よっぽど、根にもつタイプか、
本当によっぽどのことが起きたか、
そのいずれか。

どんなことであったとしても、
流れている新しい時間に、
過去のキズを引きずっているのは、
もったいない。

(参考)私はのんびり生きてきた。(香山リカ)

No.4325


道は開ける(ディール・カーネギー)

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