この仕事が好きか嫌いかより、
この仕事のどこが好きか
という発想に切り替える。
(30代を後悔しない50のリスト、大塚寿)
それをやるべきか、
やらないほうがいいか、
を考えている時には、
本当は「やりたくない」と
思っている場合が
少なくないように思います。
それは可能か不可能か、
を考えている時も、
同じように「やりたくない」
という気持ちが根本にあって、
それを論じていることが
多いんじゃないでしょうか。
そういうことから考えると、
好き嫌いを
問題にしてしまう場面では、
本当は「嫌い」という答えを
出しているから、
それを話題にしていることが
多いのかもしれない。
一番もったいないのは、
第一印象の「嫌い」という
感情にとらわれている時でしょう。
第一印象は、
たしかに大切です。
けれど、それを
ずーっと信じられるほど、
ものすごく価値ある判断を
自分のもっている知識や情報で
できるとは限らない、
っていうことも、
心の片隅に置いておいて
差し支えないと思います。
そうでないと、
大切なことが
見えなくなってしまう。
そもそも、
その「見えない」ことが
問題なのに、
好き嫌いを「問題」に
しちゃっている自分が、
とても残念です。
これに気づいたほうがいい。
No.4446