心の持ち主…

人間の心は、
本人が思っているより
ずっと柔軟性があり、
また回復力も備わっている。

その本来の力が発揮できるように
環境を整えてあげるのが、
「心の持ち主」である
本人の役目かもしれない。

(がんばらなくていい生き方、香山リカ)

上空には、
大寒波がやってきているようで、
天気予報によると、
1週間くらい、
寒い日々、雪降りの日々が
続くようです。

雪国の家では、
タイミングを見計らって、
雪よせ、屋根の雪下ろしをしないと、
マイホームを守れない。

もちろん、
雪が自然に滑り落ちる構造の
屋根にしている場合には、
この限りではないけれど、
わが家の屋根は古くなったせいか、
ここ数年の滑りが良くない。

古くなったとは言え、
住むには十分なマイホーム。
持ち主がちゃんと扱っていれば、
問題なく、住み続けられます。

ローカルなニュース報道からは、
雪下ろしで骨折したかとか、
死傷したとかの話も聴きます。

家ばかりでなく、
身体の扱い方にもしっかり注意しないと、
命にかかわることにもなるようです。

わたしは、命綱をつけて、
雪下ろしをするのですが、
ご年配の方々ほど、
それをやっていない。

口ぐせは、
「今までやっていないから」
「命綱なんぞやらなくてもうまくやってきた」
「窮屈で、はかどらない」
などなど。

けれど、身体の動きは、
年々老化していることを忘れている。

心も体も、持ち物の一つ。
持ち主の扱い方一つで、
生かされもすれば、
殺されもするんですよね。

(参考)がんばらなくていい生き方(香山リカ)

No.4558


こころの処方箋(河合 隼雄)

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