転機って…

今になってようやく
わかってきたんですが、

転機って
幸運として訪れるよりも
不運として訪れることが
多いですね。

(作家の読書道、唯川恵)

30歳の知人が、
おととい、闘病生活に、
ピリオドを打った。

9歳、7歳、3歳、1歳である
子供たちのお母さんだった。

妻の思いつきで、
去年は100日かけて、
毎日2羽x家族5人で
千羽鶴を折ったり、

今年になってからは、
妻が、毎週のように
お見舞いに行ったりして、
彼女の病状を見守ってきた。

旦那さんの話では、
去年の6月頃にはもう
余命1ヶ月かもしれない、
ということだったが、
それから、7ヶ月ほど
さらにがんばった彼女だった。

身近に感じていた人の死を思うと、
心のなかに、何かしらスイッチが入る。

いいことが起こっているうちは、
変わらなきゃっていうエネルギーは
それほど大きくならない。

まだ30歳で
子供たちと別れた彼女を思うと、

だらだらと生きながら、
3人娘の出来の良し悪しに
ブツブツ言っている自分が
なんだか、ちっぽけに見える。

人生では、
いろんなことが起こる。

だから、
これじゃいけない、変わるぞ!
っていうことにも、
つながったりする。

(参考)作家の読書道(唯川恵)

No.4568


こころの処方箋(河合 隼雄)

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