勝負にはミスがつきもの…

将棋であれ、
スポーツであれ、
ビジネスであれ、
「勝負にはミスがつきもの」
と言っていいと思う。

(大局観、羽生善治)

勝負事のミス、
っていうのは、
本番においては
もちろんですが、

本番を迎える前、
つまり準備の段階で、
どんな練習にどれだけの時間を注ぐか、
というところでのミスもあると思います。

私には、その時間配分のミスが、
いつもあるような気がします。

実際のところ、
生きていれば、ミスばかり。
ミスがないことに憧れても、
現実は、ミスばかり。

けれど、
それでいいのだ、
と開き直りたい。

ミスのない世界に、だまされるな。
メディアがまつりあげる「成功」に
踊らされるな、と自分に言い聞かせたい。

メディアが
切り取って報道する「成功」も、
または反対の「ひどい失敗」も、
現実の一部でしかない。

現実は、
ささいな成功や失敗の連続が、
ほとんどだと思うのです。

ささいな成功を
投げ捨てることなく、

ささいな失敗に
大げさなショックを受けることなく、

そこにヒントがあると思って、
淡々と生きていればいい。
時間を注いでいればいい。

(参考)大局観(羽生善治)

No.4590


人生の短さについて(セネカ)

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