あるがままの不幸…

最大の不幸とは
物事をわるく考えることではないか。…

人はあるがままの不幸を
想像するのではないということを
知るだけでも、なにほどかのことはある。

(幸福論、アラン)

ちょっとしたことでも、
不安に思ってしまうと、

どんどん、
その不安が広がっていく、
という状態があります。

けれど、別の時には、
同じような不安を抱いても、
まったく、そうはならない
ということもある。

その時々で、
不安のふくらみ方が違う。

ということは、
不安には実体がないだけに、
どんな形にもなっちゃう
っていうことなんでしょう。

人は、勝手に想像がふくらむ。
いい想像もあるが、
だいたいは悪い想像に
たどり着きやすい。

あるがままを
理解するっていうのは、
それこそ、想像以上に
難しい人もいるのだ。

想像以上に
難しいことなのに、

頭のなかは、
どんどん想像してしまう。

そして、
その想像に
押しつぶされて、
自分に不幸感を
呼び込んでしまったりする。

わたしたちの想像は、
現実とズレやすい。
そう思っていれば、
かなり気楽なんですよね。

(参考)幸福論(アラン)

No.4597


道は開ける(ディール・カーネギー)

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