自分の場所を
自分で決めていく
ということが、
本当に
「自分」を生きる
ということに
なるんでしょうね。
(少年とアフリカ 音楽と物語、天童荒太)
3月、そして4月。
今までの居場所から、
新しいところへ
移っていく季節です。
何歳になっても、
新しい環境に
入り込んでいくのは、
ワクワク感もありますが、
ドキドキの緊張感もあります。
そのところで、
自分の居場所をつくれるか、
大切なポイントです。
最初から、
バッチリ決まった居場所なんて、
出来っこありません。
誰かが、
こんなところでいいかな、
みたいな場所を用意してくれるので、
そこに入り込んでいく感じでしょう。
けれども、
他人の用意した居場所は、
最初のうちはガマンできても、
だんだんと「合わない」ことに
気づいてきます。
そうなった時に、
どう脱皮していくか。
自分の、他人の、
どちらの気分も害さずに、
自分にちょうどいい居場所を
作っていく、探していくのが、
一番いいのです。
自分の生きる場所、
生きる方法を見つけながら、
人は成長し、自分を見つけていく。
文句なんて言わなくていいから、
自分の居場所を示していけばいいのです。
No.4615