成功したから…

成功したから
幸福なのではなく、

幸福だと感じていたから、
成功することができたと
言えるかもしれない。

(うつと気分障害、岡田尊司)

1つのことを
気にしだすと、
それまでの幸福感が、
あっという間に
消え去ってしまう…

そんな経験を
わたしたちは
何度もしていると思う。

嫌なことが近づいてきている時、
できれば、それを避けたいと
思いながら、逃げる機会を探す。

避ければ避けるほど、
それに追いかけられる感じ。

先に延ばせば延ばすほど、
その嫌な感情も
引きずることになってしまう。

逃げずに、
早く済ませてしまえれば
いいのだけれど、
それができないこともある。

だから、
ただ待っているだけだど、
その現実が
目の前に来て去ってくれるまで、
その不快感も去ってくれない。

そんな状況で、
どんなふうに幸福感を
感じられるか。

それは、
満足するハードルを
ちょっとだけ
低めることじゃないかと考える。

それができると、
身の回りのささいなことに
感謝できるようになり、
満たされる機会も増えるかなと感じる。

(参考)うつと気分障害(岡田尊司)

No.5581