問題が起こるのは、
犠牲はもう十分払ったから、
これ以上払う必要はない
と考えるようになったときだ。
しかし、犠牲は
ずっと払い続けるもので、
一回払いではない。
(これからのリーダーが「志すべきこと」を教えよう、ジョン・Ｃ・マクスウェル)
何事においても、
育てるっていうのは、
気の長い話だと思う。
1回水をまけば、
1回肥料を与えれば、
1回草むしりをすれば、
あとは何もしなくても、
育っていく植物ばかりだったら、
どれだけ楽だろう。
しかし、
植物のなかでも、
そんなやつは珍しい。
食べ物になるものであれば、
めったにないだろうし、
人間を育てることで言えば、
そんな育て方では
すぐに死んでしまう。
育てるというのは、
その時々の問題に付き合う
っていうこと。
問題には、
大きなものもあれば、
小さなものもある。
ちいさなものなら、
放っておいてもいいかもしれない。
けれど、
大きなものには、
ちゃんと向き合って
育てて続けないといけないのだ。
人間も問題は、ますます
複雑になってきているように見える。
けれど、行動し続けることでしか、
解決には近づけないのだ。
(参考)これからのリーダーが「志すべきこと」を教えよう(ジョン・Ｃ・マクスウェル)
No.5660
