きみの人間性は
褒められたものじゃない。
だが、使いようによっては
その人間性は、人類の宝となる。
(悲鳴伝、西尾維新)
何かしらの問題があっても、
人は、使われるための道が、
ちゃんとあるもんだ。
それに、
問題を何ひとつ、
変なクセ、妙な習慣を
持っていない人の方が
珍しいんじゃないかと思う。
そういうものを抱えながらも、
人はそれぞれ果たせることが、
この世の中にあるだろう。
非力な自分を
自覚しているので、
私も、そう信じたい。
それは、
大きなことじゃない
かもしれないけど、
納得できたら、それでいい。
本著には、
こんな言葉もあった。
「名言とは
耳触りのいい音楽と同じで、
言葉の並びが気持ちよいだけで
実用的ではない。」
人間は、
自分の人生を
考えるにあたって、
言葉遊びだけして、
いい気持ちになることができる。
こんなサイトをやってる私も、
その一人かもしれない。
たしかに、言葉遊びだ。
並びのいい言葉を見つけたり、
作ったりして、遊んでいるようなもんだ。
だとしても、時々、
それで出来た言葉に、
本当に動かされて、
人生を変えていく賢明人も
いるんだろう。
(参考)悲鳴伝(西尾維新)
No.5696