どんな人間も、…

どんな人間も、
いつかは老いる。
若者の時代は卒業する。

それは同時に、
とても大切な感性との
決別を意味する。

(ザ・万字固め、万城目学)

わが家は、
情報集め競争が
激しくなりつつある。

その両雄は、
高3次女と私だ。

娘は「楽しい情報」
を集めるのにいそしみ、

私は「必要な情報」
を集めるのに励む。

娘の生活にとっては、
楽しい情報を集めるのが必要で、
私の生活にとっては、
必要な情報を集めるのが楽しい。

私の集めるそれは、
娘の進学に関することで、
インターネットは
本当に便利だなと感じさせられる。

その情報を基に、
知り合いの知り合いをあたっていくと、
ほぼ必ずと言っていいほど、
そこの大学生を見つけられるので、
リアルな情報も得られる。

そういう情報にふれられるのが、
自分が大学に入るような気分で、
私には、楽しいのだ。

気分が若くなることにふれると、
人の感性も若返るような気がする。

(参考)ザ・万字固め(万城目学)

No.5941


こころの処方箋(河合 隼雄)

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