私たちの日々は、
ちいさくてささやかなことが
ささえているのかもしれない。
面倒だと思いながら
掃除機をかけたり、
米を研いだりというような。
(まひるの散歩、角田光代)
大学生活を始めた長女が、
3ヶ月ぶりに帰って来た昨日。
たいしたホームシックにもならず、
よくも、これまで帰省せずに、
過ごせたものだと改めて思った。
自分のことに、
自分で責任をもって
生活するようになると、
やっぱり、いくらか
しっかりしてくるもんだ。
ミールカードというサービスで、
学生協で食べるのがほとんどだが、
それでも、いくらか自炊を
しなくちゃいけない環境だ。
そういうことを
経験してみれば、
親が作る食事のありがたみも、
いくらか分かるのだろう。
「うちの食事はかなり健康的だよ。」
と言っていた。
目立った成果は、
目立たないところから。
ホントに、そうだなと思う。
(参考) まひるの散歩(角田光代)
No.5984
