人の望みだとか、努力とか、献身とか、…

人の望みだとか、努力とか、献身とか、
そういうものをどれだけ積み重ねても
届かない場所というものが
どこか天の高いところにあって、
そこで決まってしまったことは、
人がいくら残酷だと恨んだところで
ひっくり返るような
種類のものではなくて…

けれど、求めて、求めて、なお求めて、
身体と心が限界と思っている
頂きすらも越えたそのときにふっと
手が届いてしまう瞬間があるのだ。
ふだんの日々の中では決して
たどり着けない、何かに。
それこそ「神様」としか
言いようのない、何かに。
望み通りになることなんて、
この世にほんのちょっとしかない。
でもきっと、
ほんのちょっとなら、ある。

(天翔る、村山由佳)

どのスポーツの世界でも、
一人勝ちというか、
連戦連勝をするプレイヤーが
いたりするんじゃないだろうか。

卓球界の高校男子では、
青森山田高校。

昨日のインターハイにおいて。
9連覇を目指していたその青森山田が、
負けるという波乱が起きた。

連覇し続ける姿に感銘も受けていたが、
そのチームを負かした高校がある、
という事実に、感動を覚える。

歳を重ねると、
あらゆることが可能だ、
というセリフを
信じるのは難しくなる気がする。

それでも、
これだけは何としてでも、
成し遂げてやるみたいな思いを
ぶつけられる何かに出会うと、
人は、ものすごい力が湧いてくる。

それは、奇跡でも何でもない。
そういう力が引き出されるような、
日々の積み重ねがあるから
湧いてくるのだと思う。

とにかく、人間は、
自分のできる限りのことを
やるしかないのだ。

(参考)天翔る(村山由佳)

No.5990


こころの処方箋(河合 隼雄)

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