心の中に蓄積されたものが、
顔に現れてくるのだ。否応なく、
それまでどのような生き方を
してきたかということが、
隠しようがなくなる。…
卑しいものの考え方をするものは
卑しい顔に、
余裕のないものの考えの人は、
せわしない顔として刻みこまれる…。
その蓄積とは、生き方やら、
心に残るおもいでやら。
(メモリー・ラボへようこそ、梶尾真治)
生き方は、
心のどこかに
積み重なっていく。
心にあるものは、
生き方に現れてくる。
ふつうであれば、
どちらも隠しようがない。
隠そうとすると、
無理が出てくる。
歪んでくる。
生き方を
振り返りながら、
積み重なったものを
時には、取り除けながら、
また生きていく。
そんなことが出来たらなぁ…
No.7118