もし自分に行き詰ったら、
もっと広い世界に飛び出して、
自分よりも上を見るといいんだ。
狭い世界でうじうじしていたら、
もっと心が狭まって
くだらない妄想に
取りつかれるだけだもん。
自分のことなんか誰も知っちゃいない、
屁とも思っていない世界に
自ら飛び込めば、
自分がいかにちっぽけな存在か、
嫌でも思い知らされるよ。
そうすれば、開き直って、
もっと成長できる。
自分に限界を作っているのは、
自分自身なんだ。
(さようなら、私、小川糸)
欲深い話ですが、
なんだか儲けられそうな世界だな、
と思って、ちょっと近づいていくと、
いやー、ちょっと難しいぞ、
勉強しなくちゃいけないこと、
やらなきゃいけないことが多そうだぞ、
と思わされることがあります。
そこで
「やーめた！」
と振り返るということは、
ただ、それだけの縁しかなかったとか、
自分の本気度が弱かったとか、
そういうことになります。
そして、
そういう話は、
自分にとって数限りない。
さらに、
それを繰り返していると、
なにひとつ本物になれない。
新しい世界に飛び込む時に、
簡単だろうと思っている方が
お調子モンだと分かります。
もちろん、
かなり本気であれば、
何もかも簡単だということも
あるでしょうが。
(参考)さようなら、私(小川糸)
No.7148
