どんな強敵であろうと、
堂々と闘うべきだ。
負けても、
また立ちあがればいい。
最後に立っていたら勝者であり、
それは万民が認める勝者でもあるのだ。
姑息な勝ちを得るより、
堂々と負けた方がいい。
(三国志01、北方謙三)
ゆとり教育とはいっても、
いつか、どこかで
戦うという場面が出てくる。
だからといって、
戦うことだけに
意識を集中した育てられ方も、
また偏ってしまう。
本当に勝つべき場面に、集中できる、
余裕のある「ものの見方」が
大切なんだろう。
勝ち負けにこだわらずに、
力を出し切る時もある。
勝つために精一杯、
頭と力を使う時もある。
最後の最後に、
勝てればいい。
スポーツであれば、
ほかの大会では負けても、
オリンピックで勝つために、
すべての力と知恵を総動員してくる、
ということだろう。
本当に、カッコいい、
というのは、そういうことだろう。
(参考)三国志01(北方謙三)
No.7206