人間という者は、…

人間という者は、
多かれ少なかれ
人々から離れて
生きているものではないだろうか。

たとえたくさんの仲間がいて
毎日話し合うことができたとしても、
話の数だけ誤解を生ずる
ということだってある。
いつも人の中心になって
華やかに生きている人でさえ、
絶えず人間関係に悩まされ、
生きる淋しさをつくづく
感じていることだってある。

(人間の原点、三浦綾子)

中1三女は、
この年度末に
部活を変える、
という決心をした。

仲の良かった友達が二人いて、
いっしょに帰ったりする仲だったが、
同じ部活でなくなるといって、
関係が変わる様子もなく、
これまで通りの付き合いを
している様子。

今の時代には珍しい、
自立した友達関係だな、
という印象を持っている。

心の距離と、
居場所の距離は、
けっこう違うんだろう。

いくら近くに居ても、
誤解したいように誤解する人もいれば、
いくら離れていても、
理解してくれる人は理解してくれる。

(参考)人間の原点(三浦綾子)

No.7220


こころの処方箋(河合 隼雄)

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