人は勝つこともあるし、
負けることもあります。
でもその深みを理解できていれば、
人はたとえ負けたとしても、
傷つきはしません。
人はあらゆるものに
勝つわけにはいかないんです。
人は必ず負けます。大事なのは
その深みを理解することなのです。
(はじめての文学、村上春樹)
負けても傷つかない
ということは、
どういうことでしょうね。
勝つために、
それほど努力しなかったから、
負けてもどうってことない、
とは違う気がします。
別に勝ちたい勝負じゃないから、
なんとも思わないとも
異なるでしょう。
精いっぱいの努力をしても、
結果を受け止められる心持ちに
なれるってことでしょうね。
勝負は、努力だけで決まらない、
相性、タイミング、運、などなど…
そういう深みが分かってきた時に、
勝負のスリルと、人生の面白みが
見えてくるってことでしょうか。
それが分かる人間になりたいものです。
まだ、血気盛んな自分なので、
中2三女の春季大会を間近に、
いろいろ試行錯誤しているところです。
(参考)はじめての文学(村上春樹)
No.7251