あなた方にお願いする。
自虐的で冷笑的な言葉に酔う前に、
その足で立ち上がってほしい。
虚無主義を気取る余裕があるなら、
一歩でも前に踏み出してほしい。
その頭脳を駆使して、
新たな地平を切り拓いてほしい。
我々の眼前には、果てしない
空白のフロンティアが広がっている。
あなたにも
できることは見つけられるはずだ。
(百年法 下、山田宗樹)
「どうせ」という言葉を聞くと、
なんだか、がっかりする。
それほど頑張ってこなかった人が、
ちょっと「やる気」を起こした時に、
「どうせ、続かないでしょ」
みたいなことを言われて、
やる気をそがれるという現象は、
言った側、言われた側どちらが悪いか。
その答えは、正直、分からない。
そういう問題でなく、
世の中の矛盾を理由に、
自分の努力をあきらめたり、
自分が挑戦しない言い訳にするのは、
どこか違っているだろう。
できることは、やればできる。
やらない理由は探してくれば、
いくらでも見つけられる。
自分の生き方は、どちらを選ぶか。
それだけの問題なのだ。
(参考) 百年法 下(山田宗樹)
No.7276