もし私が一人の心の傷を…

もし私が一人の心の傷を
いやすことができるなら
私の生きるのは無駄ではない

もし私が
一人の生命の苦しみをやわらげ
一人の苦痛をさますことができるなら

(天使の子、小手鞠るい)

「みんな」を喜ばせること、
「みんな」を安心させること、
「みんな」に期待させることは、
むずかしい。

いや、最初から
そんなことなんて
考えていないよ、
ただ一人、あの人のことを
喜ばせたいんだ。

と思っていても、
相手にはまったく伝わらない、
ということもありうるのが現実。

むしろ、
そんなことのほうが多いのだ。

伝わって欲しい相手には
なかなか伝わらなくても、

誰かを喜ばせたり、
誰かを安心させたり、
誰かに期待をもたせることは出来る。

いつかは伝わるために、
そういうことの練習だと考えて、
がんばれる努力が、

本当に「いつか」
伝わるものになると思う。

(参考)天使の子(小手鞠るい)

No.7391


人生の短さについて(セネカ)

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