新しいものを作りたかったら、…

新しいものを作りたかったら、
今あるものに何を加えようか、
と考えていては駄目だ。

そうではなく、
今あるものの何を犠牲にするか、
何をやらないでおくか、
を考えた方が良い。
「しないこと」が新しさを
求める勇気なのである。

(常識にとらわれない100の講義、森博嗣)

念のため、
これをやった方がいい、
あれもやった方がいい、
それも…

なんて具合に、
やることを増やすことは出来る。

目標を達成するために、
変化を起こすために、
「やることリスト」を
ふくらませることは、
ある意味、簡単だ。

それが特に、
自分でやることでなく、
部下や他人にやらせることの場合は、
なおさら。

しかし、
自分でやる時には、
お金や時間という
「制限」があるように、

他人にやらせるとしても、
何かしらの「制限」が
必ず出てくる。

それらの制限が、
邪魔になるのわけではないと思う。

それらがあることによって、
より現実的に、より具体的に、
知恵を絞り出すようになり、
いいアイデアが出てくるんだろう。

(参考)常識にとらわれない100の講義(森博嗣)

No.7393


こころの処方箋(河合 隼雄)

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