勝利

森博嗣,いい言葉
勝負というのは、一度勝っても、
たいていはまた勝負をしなければ
ならなくなって、いつかは負けることになる。
だから、勝ったときに、
その場から立ち去ってしまうのが
最も完全な勝利、という道理が導かれる。
したがって、勝利とは、そもそも
「勝ち逃げ」なのである。
(常識にとらわれない100の講義、森博嗣)

負ける勝負には、参加しない。
相手がどうしても負かさないと気が済まなく、
それに参戦しなければならないとしたら、
自分の痛手が最小限になる方法で、早々に負ける。
それが、実質的に「勝つ」ことだろう。


こころの処方箋(河合 隼雄)

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