生みの親にいらないって…

生みの親にいらないって
捨てられたのに、
よそのお父さんとお母さんが
そんなに大事にしてくれるなんて、
一体なんて幸せなことだろうね。

(絵本「旅猫リポート」、有川浩)

生みの親に捨てられた
という事実と、
育ての親に大切にされた
という事実。

家庭環境に恵まれなかった
という事実と、
家庭に縛られずに自由に生きられた
という事実。

才能がなかった
という事実と、
才能に溺れることなく堅実に生きた
という事実。

同じところに立っていても、
物事は、どちらを向くかで、
その幸せ感は、まったく違ってくる。

いま見つからないなら、
もっと見つける努力をしてみればいい。

不満を言いたそうな顔をして、
ぶらぶらしていたって
誰も寄り添ってこない。

もし寄ってくるとしても、
同じように不満そうな人くらい。
そんなふうに寄り添いあっても、
幸せを感じられるわけがない。

可能性に、目を向けるべ。

(参考) 絵本「旅猫リポート」(有川浩)

No.7473


道は開ける(ディール・カーネギー)

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