人に何かを与えたり、
人を助けたりすることは、
彼らに、彼ら自身より大きい
何かの一部であるという感覚を与える。
他人を助けると、自分は
必要とされている価値のある人間で、
この世での時間を有効に
使っていると感じさせる。
他人を助けることは、
生きる目的を与えてくれる。
(地震と独身、酒井順子)
お金が欲しいのか、
居場所が欲しいのか、
共感が欲しいのか…
はたまた、
自分は悪くないと主張し続けたいのか、
傷ついたのは自分だと言いたいのか、
かわいそうなんだと同情されたいのか。
人が自分の思うとおりに
理解されたいのなら、
ただ口だけ動かしていても
どうにもならない。
体を動かして、
人と接することで初めて
理解されることが
出てくるんじゃないだろうか。
口だけ動かしているうちは、
それが仮に論理的に正しいことで
あったとしても、
理解されることは少ない。
むしろ、論理的に正しいことが、
感情的に嫌われることのほうが
多いだろう。
人は、感情の生き物だから。
生きていることを実感したいなら、
とりあえず、具体的に動いてみるべ。
(参考)地震と独身(酒井順子)
No.7500